MIT Technology Review – 10 Breakthrough Technologies 2025

by garykenny

毎年チェックしている”10 Breakthrough Technologies”が今年も出ました。

  • ヴェラ・C・ルービン天文台
  • 生成AI検索
  • 小規模言語モデル
  • 牛のゲップ抑制サプリ
  • ロボタクシー
  • クリーンなジェット燃料
  • 高速学習ロボット
  • 長時間作用型HIV予防薬
  • グリーン鉄鋼
  • 幹細胞治療の実用化

やっぱりざっくり言うとAI系、環境系、医療・バイオ系、宇宙系かな。エネルギー系が無い感じがしますが、2022年のリストに入っていた「核融合炉」とかどうなったかな。2024年の「超高効率の太陽電池」「地熱増産システム」も気になります。エネルギーのイノベーションが未来に一番インパクトがあるんじゃないかと。宇宙船飛ばすにもエネルギーがいるし。

おそらく「生成AI検索」「小規模言語モデル」は実生活にかなり影響を与えるだろう。だが、それはMITでなくてもだいたい誰でも予想できるけど。簡単に言うと、スマホがAIそのものになって、聞けばいろいろ答えてくれるので、検索ということをしなくなる。でもそれって楽しいのかなあ。たまには便利な日常を離れてキャンプ場の焚き火のそばで読書でもしたいな、みたいにたまにはゆっくり検索でもしてみるか、みたいな?気持ちにもなるかも?広告、SEO、Webサイト制作、ブランディング、SaaS、・・・がどうなるか、みたいな影響は大きいなあ。で、やっぱりスマホを握っているAppleとGoogleが強い、と。

しかしこういう技術ネタって普段の生活ではあまりニュースとかにもならないし、天文台の話とか日本で報道されたりしてるのかな?中居くんのネタよりこっちの方が面白いと思うけど。ふーん、と見ているだけでも、毎年続けているとちょっとだけでも視点が広がっている、んじゃないかな。