先日、55歳になりました。なんか節目っぽい。これを読んでいるあなたは何歳?でしょうか?その年齢になった気持ちは、その年齢にならないとわかりません。なので55歳になった今どういう気持になっているのかをブログに書いておこう。
一般的には60歳で定年、65歳から年金生活、ですよねえ。そう考えると自分に残された時間ってそんなに多くない。ちょっと前(40代くらい)までは、まだまだなんでもできると思ってた。あまり人生の終わりについて考えることもなかった。でも50歳超えてくると、考えるよねえ、そしていよいよ定年まで5年を切って年金まで10年を切ってきた。人生の終わりをリアルに感じ始めたお年頃。
ところが、今わりとやりたいことがいろいろある。学びたい欲求もまだまだある。ずっとコツコツやってた英語もあと少し!で仕事とかに活かせそうだし、オーディオの修理とかやるために電気電子回路を再勉強してDIYのために電気工事士の資格をとろうとも思ってるし、農業とか建築とかもっと本格的に知りたいなとか。あ、ここ2〜3年音楽理論を一から勉強し直してやっと少しずつ身についてきたので、Jazzのセッションもっとやりたい。AIとかももちろんやってるんだけど、全く違う分野の知識やノウハウがあってこそ、AIも活きてくると思うんだよね。そういう意識もあって、別分野への興味が今すごくある。
逆に、休日にやりたいことがあまりなくなった。映画とか旅行とか、してもいいけどしなくてもいい、という感じ。物欲も無いので買い物に行くことも無い。
リモートワークである程度仕事ができるようになった今、ずっと「5日働いて2日休む」みたいな固定されたリズムじゃなくて、「7日間ずっと働きながら遊ぶ」みたいなライフスタイルの方が今の自分にはいいんじゃないだろうか?と考えてる。週休2日って、ちょっと休み多すぎじゃない?笑 昭和時代は週休1日だったし、江戸時代なんて正月しか休みなかったらしいし。仕事がツラすぎて(肉体的・精神的に)週2日間くらい休まないと続けられない、という人ももちろんいると思うけど、自分は仕事や学習が趣味みたいなものなので、「休む」と「働く」を分ける意味があんまりないんだよね。
平日も休日みたいに過ごし、休日にも仕事をする。リラックスした状態で好きなことに取り組む。自分にとって自然なスタイルを極めてみようかなあ。
そうできている前提として、疲れたらちゃんと寝る。歳のせいで夜はすぐ眠くなるので笑、夜遅くまで仕事はしない、早く寝ちゃって次の日の早朝やることにする。それが大前提だな。深夜残業を強要される仕事は50代には無理です、すみません。
そもそも週休2日や1日8時間勤務のようなルールで若い人も年配の人もみんな同じ条件で働くって、ちょっと不自然じゃない?若い人は私みたいな働き方じゃなくていいと思うよ。もっとバンバン働いて遊んでください。
私は、休むの、やめます。 残り少ない人生を生きるということは、“何をやらないか”を決めるってことなんだ。