万博にギリギリ行くことができたのでその記録。といっても夜19時半〜21時くらいの1時間半くらいしか時間なかった… 。なので「ちょっと雰囲気を感じた」くらいでしかなかったけど、それでもいちおう「行ったよ!」と人に言える、という意味では行って良かった。これで自分も時代の目撃者、てへ、的な。
会場に足を踏み入れる。人がいっぱいいる。もう19時半くらいなのに。ということは、夏休みや日曜日の日中はどれほどだったのか… 。想像するだけで、灼熱の炎天下にものすごい数の人がいる情景にぞっとする。ちょっと危ない、というか怖い。人が集まるって、なんか怖いよね、コンサート会場とか。でもそれがすごいお祭り感。そう、万博は巨大なお祭りだ。日常がふっとぶ高揚感。会場に足を踏み入れて人波を歩いているだけでなんか知らんが楽しくなってきた。
まずは大屋根リングに登る。人がいっぱいいる。もう19時45分くらいなのに。ということは、夏休みや日曜日の日中はどれほど… またそんなことを考えつつ、リングの上から会場を眺める。うん、夜の眺めもいいねえ、と昼の眺めを知らないのに思う。周囲を見ると大勢の人たちがリングの上でまったりしている。かなりのまったりだ。「次はどこどこ館を見なければ!」とあくせくしていない。この時間にこの場所でまったりしているのは、万博慣れした上級者か昼から来ていてもう疲れているかなのだな、と思った。
会場内をうろうろし、null2の外観を見る。人がいっぱいいる。パビリオンの予約は全然できなかったので、当然中には入れない。null2見たかったな。あんまり予備知識ないけど、まあ落合陽一さんだし。結果的に会場内をうろうろして、たまたまあった予約無しで入れる空いてるパビリオンに2〜3入れただけだった。


今回、仕事でいくつかの万博案件に関わったが、Webサイトやバーチャルコンテンツの案件で、現場の展示の仕事はなかった。知り合いが沢山展示系の仕事をしていたので、正直うらやましかったなあ。イベント案件はやってるときには大変だけど、結果的にやっぱり記憶に残る。
お腹がすいたので、ひとりでさくっと食べられる何かを探す。ちゃんとしたレストランはいろいろと敷居が高そうなのと時間もないので、マルタ館のテイクアウト屋台(?)を見つけそこに少し並んでゲット。

マルタののフティーラというサンドイッチ的なものとCISK缶ビール(350ml)。それぞれ1,800YEN。合計3,600YEN。さ、さすがの万博価格… 。味は普通に美味しかったです。
そうこうするうちに21時が近づいてきて、駅がめちゃ混雑するだろうから早めに帰路につくことにした。このあたりがもう年齢を感じずにはいられない。自分が30代だったら時間ギリギリまでひとつでも多く見て回ろうとしただろう。最近はやはり例えば旅行に行っても無理のないスケジュールにしたくなる。いかんいかん、でもまあ仕方ない。
お祭りは楽しい。お祭りに文句言う人はいない。近所の神社のお祭りや花火大会に文句を言う人はいないだろう。お祭りは参加だ。何をするとか手に入れるとかではなく、参加することが楽しい。参加するだけで楽しいのだから、文句を言う人はいない。そしてお祭りはでかい。神輿はでかいし、花火もでかいし、野外ライブの音もでかい。でかいものの周りに大勢が集まって非日常感を楽しむ、それが祭りだ。万博もフジロックもチームラボも祭りだ。次は何の祭りに行こうか。